20歳代の女性。左上犬歯の歯根が露出してしまい気になるとのことで歯科矯正専門医より紹介。
約3週間(通院2回)
左上中切歯と側切歯(術前写真内↑)は失活歯で変色をしていたため硬質レジン前装冠にて修復。術直後の写真は、装着後間もないため色形態ともに調和しているが、術後5年の写真において、硬質レジン前装冠に色調の変化を認める。歯根露出部位は非吸収性の遮断膜(ゴアテックスTRメンブレン)を設置して、根面被覆を行った。
硬質レジン前装冠は前装部の硬質レジンに経時的な色調の変化や物性の劣化が起きます。