本症例は40歳代の女性。他院より前歯部の補綴を依頼。
約12カ月
上顎前歯部は某歯科医院にて数年前に補綴治療を行われたが、右上側切歯(12)の不調と審美的な問題を抱え、紹介元に来院された。精査の結果、右上側切歯(12)はパーフォレーションしており保存不可能と判断。また、クライアントは審美的要求(歯冠の形態修正や歯肉のメタルタトゥの除去なども希望)が強いことから、当院へ紹介となった。右上側切歯(12)の補綴について、相談したところインプラントによる補綴を希望されたため、抜歯即時埋入で極力周囲組織を温存することとした。また、右上中切歯(11)から左上側切歯(22)までをジルコニア冠にて再修復を行うこととした。メタルタトゥは歯肉の退縮(リセッション)を懸念し、可能な限り除去を行うことで了承を得た。術後3年目の写真からも良好な状態が維持されているのがわかる。
オールセラミックスクラウンはメタルクラウンと比較して、材料の厚みを確保するために歯を削る量が増えます。
メタルタトゥの除去により歯肉の痛み・出血が起こります。ダウンタイムは1-2日程度です。まれに歯肉退縮を起こすことがあります。
インプラント治療の手術後のダウンタイム(痛みや腫脹が起こる期間)は約2週間です。