60歳代 男性
約10カ月
全顎的な歯周治療を希望して来院。義歯を装着していたが治療を機にインプラントに変えたいと希望。静脈内鎮静法下にて上下6本のインプラントを埋入した。上下顎とも顎堤は高度に吸収していたが、上顎洞ならびに下顎管までの距離はあり、十分な長さのインプラントを埋入することが出来た。近遠心的な位置も理想的な位置に埋入できたため、審美的にも機能的にも良好な上部構造体を装着することが可能であった。
上顎は上顎洞へ、下顎は下歯槽神経に障害を及ぼした場合、一時的あるいは継続的な慢性炎症あるいは数か月の知覚異常が生じる場合があります。手術後のダウンタイム(痛みや腫脹が起こる期間)は約2週間です。