10代女性。 主訴「下アゴが出ている」。
動的治療期間 Carriere Motion7ヶ月 マルチブラケット 12ヶ月 合計17ヶ月
骨格性下顎前突で本来なら外科矯正のケースであるが本人の強い希望により矯正治療のみで咬合改善を行う。
まずは前歯部の被蓋関係改善の為に、Carriere MotionとⅢ級エラスティックを使用し下顎の後退を行う。その後マルチブラケットにて永久歯咬合関係の改善を行った。
本来なら外科矯正を行うケースを矯正治療のみで行っていることから、顔貌の改善はできていない。また理想的なⅠ級咬合は獲得できていない。今後の成長発育によっては後戻りの可能性あり。