60代前半女性
約5カ月
本症例は60代前半の女性で、左側臼歯部の欠損部をインプラントにしたいと希望。精査の結果、抜歯後の骨欠損部の快復が思わしくなく、インプラント埋入に十分な骨質と骨量を獲得することができないと判明した。よって、インプラント埋入時に骨増生術(GBR)を併用することとした。術後は一部ゴアテックス膜の露出が見られたため、洗口剤にて感染コントロールを行った。
写真は術前と術後であるが、術後写真は上部構造物装着1年後の状態である。
下顎のインプラントは下歯槽神経に障害を及ぼした場合、数か月の知覚異常が生じる場合があります。手術後のダウンタイム(痛みや腫脹が起こる期間)は約1週間です。